ドローンプログラミング教材
2024.02.14
田辺市 芳養小学校6年生で「ドローンプログラミング」の体験授業を行いました[開催日 2024/1/29,2/2]
今回の授業は小学校6年生を対象に行いました。
こちらの学校では、昨年秋、産業用ドローンの空撮による記念撮影が行われたそうです。
その際、児童達はドローンの飛行の様子を観察したり、ドローンの仕組みを学習したとの事。
そこで今回の授業では、はじめに、空撮で使用した「産業用ドローン」とプログラミング授業で使用する
「トイ・ドローン」の共通点や違いについて説明しました。
その後、Scratchプログラミングによる飛行方法、ドローン搭載カメラによる撮影方法について学習しました。
後半はいつものように、この授業を担当していただいた先生方に作って頂いたコースに、
児童達はプログラミングによる飛行によりチャレンジしました。
コースは「児童の机を組み合わせて作られた障害物を回避しながら飛行する」というものでしたが、
「ドローンの飛行ルート、着陸地点」により、4段階のレベルが設けてありました。
児童達は、レベルをどんどんクリアし、より難易度の高いプログラム作りを楽しんでいました。
児童から「失敗はしたけれど、成功した時の達成感があった。」という感想を聞く事ができました。
(校長先生の感想)
プログラミングによるドローンの操縦に子ども達は目を輝かせて取り組んでいました。
うまくいかなかった時も、グループで協力しながら何度も挑戦し、充実した学びの時間だったでしょう。
楽しみながらプログラミング的思考力が育つ良い教材だと思いました。
(担当の先生の感想)
昨年実施した学習が生きた授業でした。
児童は、全員が前向きに協力して取り組み、学級経営にも役立つイベントでした。
プログラミング思考や何度も挑戦する姿、失敗してもあきらめない力なども育つ内容です。
ドローンを使った授業と言うだけでも児童は始まる前から興味津々でわくわくしている様子でした。
実際に取り組む中でも、Scratchでどう命令すれば意図した動きに繋がるのかを仲間と話し合い、
トライ&エラーを繰り返しながら取り組む事が出来ていました。
楽しくプログラミング学ぶ教材として来年度以降も取り組めると良いのではないかと思います。
(児童の感想)
ドローンの授業で、どうやって飛ばすかやどんな工夫をすればよいかを教えてくれてありがとうございました。
障害物を飛び越えるときも何回も何回も挑戦して、できた時はとてもうれしかったです。
本当にいろんな事を教えてくれてありがとうございました。
ドローンのプログラミングをするときは、微調整とかがとても難しくて大変だったけど楽しかったです。
将来、ドローンを使う仕事をしてみたいです。
(講師:クオリティソフト 柳原)