田辺市での３回目のドローンプログラミング教室。中学校２年生２１名が参加してくれました。
何と、約半数の生徒さんがトイ・ドローンを飛ばした経験があり、プログラミングによるドローン飛行の経験者も数名おられました。
中学校２年生は技術科の授業でロボットカーによるプログラミングを経験していることもあり、大変スムーズに授業を進行することができました。

後半、中学校学習指導要領で求められる「計測・制御のプログラミング」にチャレンジしていただきました。
机や椅子で作った障害物のあるコースを、ドローンのセンサーを利用し、一定の高さ（約1m)を保ちながら往復飛行する。
その時間と距離を最適化するプログラムの作成です。

生徒さん達は、机や椅子の長さや高さを測り、ドローンの飛行方法を何度も調整しながら課題に取り組んでいました。
「頭の中でドローンの動きを想像しながらプログラミングし、上手く行かなかった時に『次はこうしよう』と考えてできるところが楽しかった。」
「自分達でドローンをコース通りに往復させるプログラムは難しかった。自分の頭で想像したりするのがプログラミングの難しさであり、面白さであると感じた。」
などの感想をいただきました。

担当の先生からは
「プログラミングでドローンを飛ばせることを学び、プログラミングの使われ方を自らの体験を通して知ることが出来、プログラミング学習に取り組む良い動機付けになりました。今後は、ドローンの撮影機能を活用し、学校等地域の施設の調査を行う飛行プログラミングを考える等、地域の課題に沿ったドローンの活用方法を考えるキッカケとなる授業をしてみたいです。」
というご感想をいただきました。

（講師：クオリティソフト 柳原）